INDEX BACK
不死王の城
製作元 アバラヤ
動作環境 Win 98/Me/2000/XP/Vista
ジャンル 自動進行型RPG
価格
DL版 フリーソフト
パッケージ版  
発売日
DL版 2009/5/25
パッケージ版  
あらすじ
――我は不死王。魔を統べるものなり
レビュー

森の奥深くの城に潜む不死王を倒そう。


あらすじが適当ですいません。
ポイントを割り振ってキャラを作り、不死王を倒せばEDという作品。
なのでストーリー性はあってないようなもんです。

このキャラメイクですが筋力、器用、俊敏、魔力にそれぞれ基本5ずつ割り振られていて、
手持ちのポイントに応じて最大12まであげることができます。
筋力のポイント=体力なのでこれを削ると苦しい。
逆に魔力は魔法を使う際に影響するのですが必ず命中するかわりに
攻撃時に一定確率でしか発動しないので魔力だけを上げるとすぐ死んじゃう。
一度キャラを作ったらもう見てるだけなので自分で操作できないからここらへんのバランスが難しい。

初回は1000ポイントあって、それを割り振るのですが
一人目が死んで2人目を作るときにボーナスがもらえます。
そのボーナス+先ほど死んだキャラが敵を倒して獲得したポイントで
また2人目以降を作っていくという感じ。
が、そのボーナスが200くらいなので初回に1000ポイント割り振って作ったキャラが
1000ポイント以上獲得しなくて死んでしまうと苦しい展開に……。
そうなると1からやり直した方が早いです。
所持ポイントが多ければ敵との遭遇率も下がり(=ザコ戦で消耗しなくなる)、
フルに上げたステータスと最大5つまで持てるスキルで一気に進めます。
体力を回復する手段がほとんどないので(回復スキルもありますがあまり使えない印象)
貯める→一気に強いキャラ→また貯める→以下ry
という具合にコツがわかると一気に作業チックな展開に。
スキルも魔法が全く使えないこととどうしても筋力を上げないと不利なので
必然的に「急所攻撃」などの剣仕様スキルに頼らざるを得なくなり、
回復もままならないので「見切り」「鉄壁」も必携とパターン化されてしまいやりこむほどに作業ゲー的な何かを感じずにはいられませんでした。

要領が悪いので初回は不死王を倒すまで42人死なせてしまうという、
まさに「俺の屍を超えていけ」状態だったのですが、
2回目は15、3回目も10くらいでクリア。
EDが変わるかな…?と思ったのですがどうやら一緒みたいでした。
もっと少ない回数でクリアすれば変わるとかあるのかなあ……
自動で行われるバトルをSKIPするボタンは最初から表示にしてあっても良かったかも。

文責:栗柳【シマイモ観察日記
トラベルミン