制作ツールは吉里吉里で、人物立ち絵なしのノベル(?)というかAVG。
「MYST」の様に画面の気になる部分をクリックして調べたり、
また画面の端をクリックすることで移動します。
ほぼ全て3DCGで描かれた画面が凄い。相当時間が掛かったんだと思われます。
要所要所でちょっとしたムービーも入り、「MYST」っぽくて懐かしかった。
謎解きも若干、というか気をつけて調べないと進めないところがあり、
難しくて先にクリアした人に聞いてしまいました。
湖に行く道です。民家のあそこを調べて行けるとは気づかなかったー!
操作もクリックのみで進むのですが、右に行きたい時は画面右端というように画面端までポインタを持っていって移動、
というのは脱出系のFlashならともかく広いマップを行き来しなければならないときは不便。
画面左下にでる、「進行可能な方向を示すナビ」のボタンを押せばそちらに移動してくれるとかの方が便利なんじゃないかと思います。
現在位置確認のGPSも作者様本人も仰っているように「大雑把」のため、
町の中を何度も行き来しなければならないときに不便。
それほど広さが無いのに結構複雑な町並だったので何度も同じところをぐるぐると……
せめて普通の地図のように大きな建物とか橋などが書いてあればもっと分かりやすかったです。
そうして脱出手段を探すのですが、ラスト近くで4つのEDに分岐。
おそらくトゥルーEDである4つめのEDも含めて、
物語の核心に近づくものほど内容が難解というか、どうもすっきりしない。
ED1の温泉EDの方がゲームとしてすっきりするし「ああ!」って思える。
ゲーム進行で入手するアイテムも入手することに全く意味の無い物もあり、(必要イベントを見逃していたら申し訳ないですが。木のフォークやスコップ)
全編を通して、「脱出しなきゃ」という緊迫感が殆ど無かったのが勿体無かったです。
でも楽しんでプレイできました。分からないところは教えられながらやったので5時間ほどでクリア。
コンプ特典の素材提供一覧までも丁寧に作ってあり感動!
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